第一回印象派展の翌年の作品。印象派展の評価は散々だったが、モネが求めた印象主義がこの作品にはよく表れている。 上空を流れる雲と降り注ぐ光、野原をそよぐ風とゆっくりと流れる静かな時間、アトリエでは感じることの出来ない自然の中の自分、今、「目の前を通る風や光をカンヴァスに描き込みたい」そんな気持ちが100%表れた作品。まさに印象派作品といえる。