ファン・ゴッホ (オランダ1853〜1890) 「包帯をしてパイプをくわえた自画像」 1889年 油彩 カンヴァス 51x45cm 個人蔵

西洋絵画美術館>>印象主義>>包帯をしてパイプをくわえた自画像                  ゴッホの複製画


1888年12月23日の夜、共同生活をしていたゴーガンとの対立から、ゴッホは精神的に追いつめられていた。ゴッホは、決別を告げたゴーガンに剃刀(かみそり)を突きつける。にらみ返された彼は家に戻り、自分の耳を切り落とし、それを封筒に入れて娼婦に届けた。翌朝、彼は警官によって病院に運び込まれる。この自画像は、翌年の1月に描かれた。自殺の予防にはパイプがいいと信じていたというゴッホだが、緑と赤、紫とオレンジといった補色の強烈な組み合わせ、単純化された配色は、何か沸きたつ気持ちを、何度も画面になでつけて落ち着かせようとしたかのようにみえる。うつろな目で、彼は自分をどう見ていたのだろう。

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ゴッホ 自画像

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