クロード・モネ (フランス1840〜1926) 「アルジャントイユの橋」 1874年 油彩 カンヴァス 60x80cm パリ オルセー美術館

西洋絵画美術館>>印象主義>>アルジャントイユの橋                      モネの複製画             





 普仏戦争の間、召集を逃れるためにロンドンに亡命していたモネは、戦争が終わった1871年の秋、フランスに戻り、その前年に結婚したカミーユと小さな息子ジャンを連れてアルジャントゥイユに部屋を借りた。
 パリから約10キロ北東に広がるこの衛星都市は、「セーヌ右岸ぎりぎりのところまでぶどうの木が植えられている小さな丘の上につくられた心地よい環境の美しい町」と、当時の雑誌に紹介されている。
 ここもブージヴァルやアニエールのようにパリの人々が週末を楽しむハイキングの目的地である。エレカントな都会人たちのヨットレース、遊興店、水i谷場、更に自然のままのひなげしが群生する草原、太陽の下で波に揺れるボート、こうしたものは画家に数知れないモチーフを提供する。
 アルジャントゥイユはその後数年間、印象派画家たちの理想郷となった。
 制作のためにときどきオランダやノルマンディー、パリに短期間滞在することはあったが、1878年にヴェトゥイユ(Vetheuil)に移住するまでモネはここで生活し、ここで描いた。


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