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西洋絵画美術館 世界の名画








Gallery Aoki
ルネサンス以前
ジオッティーノ(イタリア)     前のページに戻る

ピエタ

1365年頃 テンペラ 板 195x134cm

ピエタ

 かつてサン・レミジオ教会にあった作品で、1300年代後半のフィレンツェ絵画の傑作のひとつである。
人物の表情に見られる斬新な心理描写や光沢のある画材の質感が素晴らしい。
 キリスト哀悼(ピエタ)に常に登場する伝統的な人物以外にも、当時の服装をした女性二人のベネディクト会の修道女と高貴な衣裳を着た若い女が描かれている。
 共にパトスに満ちた場面に参加し、それぞれの守護聖人である聖ベネディクトウスと聖レミギウスに守られている。かつてヴァザーリは、画家ジオッティーノについて、“柔軟で入念”であり、表情や感情に変化を与え、質の高い“想像力”を絵筆でうまく表現することに優れていると絶賛したが、この評価に関しては、今も白熱した論争が続いている。

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