ジョルジュ・ド・ラ・トゥール (フランス 1593〜1652) 「マグダラのマリア」 1630年頃 油彩 カンヴァス 117x91.8cm ロサンゼルス群立美術館

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ラ・トゥールはカトリック教会の要望もあり何点もの『マグダラのマリア』を描いている。
構図は微妙な違いはあるがろうそくの炎とドクロが描かれたおおむね同じものである。
意味するところは『命のはかなさ』ということだが
この時代は宗教改革の真っ只中にありカトリック教会は信徒の獲得に力を入れ、いわゆる「聖人像」を描かせた。
福音書によれば『マグダラのマリア』についてはキリストの磔刑、埋葬、復活全ての目撃者であり敬虔な信徒であり聖人であるとされている。
しかし、他の解釈もあり、画家によって様々な描き方をされてきた。
ラ・トゥールのこの作品は特に有名な作品といえる。
当時、工房ではラ・トゥールの弟子たちが模作を何点も描いているため、この作品がラ・トゥール自身の100%自筆によるものかどうかは定かでない。
模作が多いということは、当時の人気の高さの証でもある。


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