ポントルモ(イタリア 1494〜1557) 「十字架降下」 1528年 油彩 板 313x192cm フィレンツエ サンタ・フェリチタ聖堂

西洋画美術館ルネサンス>>十字架降下


ポルトルモ 十字架降下

 

 キリストが十字架から降ろされるところなのに、肝心の十字架が措かれていない。そもそもこの絵の主題は「十字架降下」ではなく、「ピエタ」だとする説もある。人物は10頭身以上の間延びした婆で表わされ、色彩も淡く、どこか空疎な印象を受ける。それはボントルモが、ボッティチェリやミケランジェロら、過去の巨匠から形態や色彩を引用したせいかもしれない。実際、キリストの姿勢はミケランジェロの「ピエタ」とよく似ている




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