ジョルジュ・ド・ラ・トゥール (フランス 1593〜1652) 「楽師たちのいさかい」 1630年頃 油彩 カンヴァス 85.7x141cm ポール・ゲッティ美術館

西洋絵画美術館>>バロック>>楽師たちのいさかい


楽師が中央で争っている。何が原因の争いか分からぬが一人はナイフを手に持ち、もう一人は右手にレモンを持って汁を相手の目に飛ばそうとしている。
右の男たちはニヤニヤと笑い「もっとやれ!」と言わんばかりにはやし立てているようだ。
左端の老婆はどちらかの連れ合いであろう。
当時、楽師は貧乏人の典型であった。この作品には「貧者は貧者を妬む」という教訓が含まれているといわれている。

ラ・トゥール独特の細密で写実的な作品だが、その表情の豊かさと躍動感には素晴らしいと言う他ない。

この作品はギャラリーアオキで購入できます。


Back