カラヴァッジョ(イタリア 1571〜1610) 「エマオの晩餐」 1601年頃 油彩 カンヴァス 141x196.2cm ロンドンナショナルギャラリー

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ミラノの工房で修業したあと,1593年頃にローマに出る。初期のころは精赦なリアリズムの静物画を得意とし、16世紀末にはローマの教会のために宗教画を制作するようになった。
ここで彼は、闇の中にスポットライトを当てて主要人物を浮かび上がらせる手法を編み出し、聖書の物語をドラマティックに表現することに成功。17世紀初頭には、新しい様式の担い手として注文が殺到する。
本作品では、晩餐をともにするのが処刑されたはずのキリストであると知って弟子たちが驚いている様を描いたもので、赤い衣装を身に着けたキリストに光が当たり周囲の闇から際立った演出をしている。
レンブラントなどの光の演出を更に洗練させたものであり、カラヴァッジョ独特なドラマ作りに成功している。

この作品はギャラリーアオキで購入できます。
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